安保和幸 (やすほ かずゆき)
ごあいさつ
私は以前、会社勤めや個人営業でIT技術者をしていました。
弁護士業に転じた後も、ITに関する法務を数多く手がけてきています。
このような中で、当職は、平成22年よりインターネット上の投稿記事を対象とした発信者情報開示や削除に取り組んでいます。
発信者情報開示や削除に関する訴訟や申立ては、200件を優に超えています(令和7年2月現在)。
また、これまでに具体的にご相談をいただいた投稿・作品・ページ・サイトの件数は22,000件を超えます(平成30年現在。やや古い数字なのは、以後数え切れなくなったためです)。
これらの案件を全て、当職自身が直接手がけてまいりました。
最近では、著名SNSを相手取る国内第1号案件や、特に難しいとされる事業者に関する投稿記事を対象とした案件などで目新しい内容の勝訴的判決・決定を受けています。
多種・多量の案件、目新しい案件の事例を積み重ねる、東海地方では数少ない法律事務所を自負しています。
今後も、ITやインターネットに関する案件を中核に、先進的な取組みを進めてまいります。
依頼者様の想いと利益を第一に、弁護士として「一歩進んだもの」の提案と実現を目指してまいります。
弁護士 安保和幸(やすほかずゆき)
主な資格
- 弁護士 (愛知県弁護士会)
- システム監査技術者
- 情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)(情報セキュリティスペシャリスト合格)
- データベーススペシャリスト ほか
依頼事件以外の主な活動
- 茶のしずく石鹸被害救済愛知弁護団 事務局長代行
- カネボウ美白化粧品白斑被害救済愛知弁護団 ITリーダー
- 愛知県弁護士会 調査室員(令和元年から令和5年まで)
- 日本知的財産仲裁センター デジタル放送規格必須特許判定判定人候補者(平成18年より)
- 司法書士特別研修講師(平成23年から平成25年まで。司法書士が簡易裁判所での代理権を得るために受講する研修です)
- 東山動植物園ブランド戦略パートナー選定委員会委員(平成25年)
- 情報ネットワーク法学会 理事(平成30年から令和4年まで)
弁護士会などの委員会の活動にも携わっています。
- 日本弁護士連合会 消費者問題対策委員会委員
- 愛知県弁護士会 消費者委員会委員
- 日本知的財産仲裁センター本部 運営委員 ほか
裁判所から選任されての破産管財人や相続財産管理人の案件も多数行っています。
学会等でも活動中です。
- 情報ネットワーク法学会 会員
- 日本システム監査人協会 会員
- システム監査学会 会員
iPhoneアプリ『民事利息電卓』もリリースしています(平成25年。販売は終了しました)。
略歴
- 昭和49年1月
- 愛知県生まれ
- 平成10年3月
- 名古屋大学大学院 工学研究科情報工学専攻 博士課程前期課程修了(工学修士)
- 平成10年4月
- 凸版印刷株式会社 勤務(Eビジネスチーム等に所属)
- 平成15年11月
- 旧司法試験合格
- 平成16年4月
- 最高裁判所第58期司法修習生
- 平成17年10月
- 弁護士登録(愛知県弁護士会)
- 平成21年2月
- 安保和幸法律事務所 設立
よくあるご質問
- 専門は何ですか。
- このご質問に対しては,「ITが確かな弁護士」と回答しています。
ITやインターネットに関する専門性の高い案件への対応力の点や,一般的な案件でも,事実関係の中で登場するシステムや各種の機器などについての理解力,電子データを裁判で用いる証拠とするためのノウハウなどの点で特に強いという自負があります。
ただし,「IT専門」という名乗り方はしていません。
- なぜ専門を名乗らないのですか。
- 生の事件は,分野や法律を限定することなく起きるものだからです。
よりよい解決のためには,多くの分野から得た考え方を柔軟に取り入れ,関係する法律を網羅的に検討した上で,見えていない事実や次に起こること,人の心の動き,法律の適用の有無などについて,正確に分析し,合理的に推理する必要があります。
このため,専門にはこだわらず,たくさんの事件を解決してきた経験や,日々の見聞から得た知見などを大事にし,柔軟に応用する姿勢を貫くことを心がけています。