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どのような場合に名誉毀損になるか (読売新聞紙面『法律トラブルQ&A』)

【Q】私がインターネットでした書込みが「名誉毀損だ」と言われています。どのような場合に名誉毀損になるのでしょうか。

【A】法的に名誉毀損に当たると損害賠償や刑事罰の問題になります。ただ、名誉毀損という言葉は気軽に使われがちで、法的に名誉毀損なのかは慎重な判断が必要です。
名誉毀損とは、法的には、公然と事実を摘示して人の名誉を毀損することです。不特定または多数の者が認識し得ること、単なる意見・論評でなく事実が示されること、人の社会的評価が低下することが要素となります。
真実の内容でも名誉毀損となり得ること、事実を示さない場合でも損害賠償や侮辱罪の問題になり得ることに注意してください。
なお、公共性・公益性・真実性を検討した結果、賠償義務なし・無罪となることがあります。

(平成28年1月22日 読売新聞(愛知版)掲載)


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